1. ホーム
  2. 自律神経失調症の症状と予防改善法
  3. ≫多汗を治す

多汗を治す

汗をかくことは自律神経の働きです。発汗には、上がりすぎた体温を下げるための「温熱性発汗」や緊張・興奮したときの「精神性発汗」それに刺激の強いものを食べたときに起こる「味覚性発汗」の3つがあります。いずれも生理現象です。

  • 温熱性発汗
  • 精神性発汗
  • 味覚性発汗

生理現象を超える汗について Edit

緊張している時に手の平に汗をかくのは交感神経が優位になったための正常な生理現象です。

しかし、生理現象を超える汗があります。たとえばいつも顔に汗をかいていたり、緊張した時に顔からポタポタ滴り落ちるほどの汗は普通は出ません。

しかし、これが病気かというとそれについては良くわかっていません。この生理的な現象は交感神経が非常に優位になっている事が原因で起こっているのは間違いないのですが、それ以上の事は色々な意見があります。

冷えとり Edit

例えば、「冷えとり」で知られる進藤医師は「顔が火照って汗が出る」のは冷えや冷え症の症状と言っています。特に足が冷えているために全身の血行が悪くなっている事を示しているそうです。

実は私も体温が低いため「冷えとり」の靴下を重ねばきし、40℃前後のぬるめのお風呂に30分以上の入浴を実践中です。体を冷やさず温める生活を継続しているうちに、低体温から36℃台の体温に改善しました。

大量の顔汗に悩む人 Edit

顔面から大量の汗をかく場合を「顔面多汗症」といいますが、原因は良くわかっていません。いずれにしても交感神経が過度に優位になっているので精神的発汗の要素が強いことと、足の冷えで全身の血行が悪くなっていることに2つが原因ではないかと考えています。

特に若い女性の場合、顔面に大量の汗をかくと非常につらいものです。制汗スプレーなどを使用しても一時的なものなので、殆ど効果はありません。

化粧が崩れたり、人から変に思われると気にしたり、社会生活にまで影響を与える事さえあります。

次のような対策をしてもなかなか効果は上がりません。

  • 制汗剤を吹付ける:その時だけ良いが直ぐに滝汗
  • 汗ふきシート:化粧してれば使えない。何度も使うと顔の皮膚が辛い。
  • 顔を冷やす:その時だけ

こういった状態は既に出てしまった汗に対する対策なので、一時的な効果にとどまるのです。汗が出る前に止める。これができれば悩むことはなくなります。

大体、顔汗は出た時に止めれなければ意味がありません。人前で喋るとか、満員電車の中だとか、あるいはお見合い、デートだったとき直ぐに止めたいですよね。

自然の素材を使っているから副作用がなく、塗ったら即効効果があり化粧の上から塗れるから便利な日本で初めて作られた顔汗の制汗ジェルがあるので利用するのも必要でしょう。

全身に大量の汗をかく時には病気が潜んでいるかもしれません Edit

大量の汗は背後に病気が隠れている可能性があるので注意しましょう。

自律神経失調症 Edit

交感神経と副交感神経の働きのバランスが崩れる事が原因で諸々の問題となる体の反応が起こる状態のことです。

甲状腺機能亢進症 

新陳代謝を活性化させる「甲状腺ホルモン」が過剰に分泌される病気。代表的なものに「バセドー病」があります。新陳代謝が高まる結果汗が出やすくなります。

食べるのに痩せたり、動機息切れなどの症状が見られます。女性では足と首の悪い女性に多く、甲状腺ホルモンが過剰に分泌されるバセドー氏病と逆に甲状腺の機能が低下する橋本病があります。

更年期障害

加齢に伴って卵巣機能が低下し、女性ホルモンの分泌が低下します。その結果自律神経のバランスが崩れてしまいます。その結果、血管の拡張、収縮がうまくいかず汗が出たり、顔が火照ったりするホットフラッシュと呼ばれる症状が起こったりします。

糖尿病(糖尿病神経障害) 

血糖値が高い状態が続くと、末梢神経が障害(糖尿病性神経障害)されることがあります。自律神経そのものが末梢神経なので、働きは低下してきます。その結果発汗異常、立ちくらみ、便秘、下痢など体全体に色々な症状が現れます。

新陳代謝を活性化させる「甲状腺ホルモン」が過剰に分泌される病気で、代表的なものに「バセドー病」があります。

自律神経と汗と体臭

自律神経と汗と体臭は密接な関係があります。エクリン腺という汗腺は全身に分布していますが、コントロールしているのは「交感神経」です。多汗症の汗が臭くなるのは脂質やアンモニアなどの濃度が高いためです。細菌が繁殖してそれらを分解する時に臭いが発生します。

汗腺は交感神経だけでコントロールしていて副交感神経は全く関係していません。副交感神経という抑制の役割が無いため、大量の汗をかくというような事も起こってくるのです。

副交感神経の働きを高める訓練は「呼吸法」です。 

副交感神経の働きを常日頃から高めておくことが、大量の汗を防ぐことに役立ちます。
自律神経がコントロールしていう働きの中で心臓の動きは意志でコントロールはできませんが、ただ一つコントロールできるのが呼吸です。

呼吸は自分の意志で早くしたりゆっくりしたりできるので、呼吸の方法を工夫することで自律神経をある程度コントロールできるようになるので、チャレンジする価値は大きいです。

正しい呼吸法をマスターすると副交感神経の働きが正常になり、結果的に交感神経の独走をコントロールできるようになります。

血液中の二酸化炭素の濃度が高くなると、発汗中枢が刺激されて多くの汗が出る体の仕組みがあります。呼吸法に取り組んで酸素を多く取り入れて二酸化炭素を排出する事が効率的にできるようになると、大量の発汗を抑えられるようになります。

呼吸法を身に着けて汗腺をコントロールできるようにしましょう。

コメント

この記事へのコメントはありません。

コメントする


※メールアドレスは公開されません。